歌人辞典

【愛されるために(ラジオ)】
1994年、2年ぶりに発売された同名アルバムの宣伝も兼ねたラジオ番組。全26回放送。

【阿蘇内牧温泉街】

熊本県阿蘇市にある阿蘇山の麓に位置する温泉街。家族で移り住まれて、主に青春時代を過ごしていた。牛のお世話のアルバイトや、いろいろな場所での弾き語りでのお仕事など、人生で初めて音楽でギャラをもらうという経験をした。

【アンジェラ・カートライト】
アメリカ製SFドラマ「宇宙家族ロビンソン」のロビンソン一家の次女役の女優。孝蔵さんは特にこの方がお気に入りだったようで、「夜空のアンジェラ」って曲まで作ったそうです。

【あんてな】
愛媛県松山市のタウン誌。1999年版に孝蔵さんの記事が掲載されており、好きなお店として「踊るうどん 永木」を紹介している。

【家出】
一度だけ家出をした時に、水俣から自転車で「アンジェラ・カートライト」に会いに、ロサンゼルスまで行こうと思った。しかし途中でおなかが空いて嫌になってきたので、博多駅まで行って家に帰った。

【五十嵐浩晃】
第1回CBSソニーSDオーディションの同期合格者。代表曲は「ペガサスの朝」。孝蔵さんとも何度か共演されている。

【伊佐美】
孝蔵さんの好きな芋焼酎。鹿児島県伊佐市にある「甲斐商店」という蒸留所で製造されている。お父様も好んで飲まれていたようで、孝蔵さんにとっては幼少の頃からの、酒の代名詞。製造数が少なく、なかなか手に入らなかったことから、幻の酒や元祖プレミア焼酎とも呼ばれている。他にも鹿児島の芋焼酎「白波」もお気に入りだった。

【伊藤美奈子】
1982年10月1日デビューの同じ事務所の女性シンガー。1983年に最初のバンド形式になったコンサートでは、キーボードとコーラスとして参加していた。コンサートでは前座を務めたこともある。

【命賭けて~あなたは我が子を守れるか!?~】
1998年11月30日から1999年1月29日にかけて、毎日放送(MBS)製作・TBS系列「ドラマ30」枠で放送された昼ドラ。主題歌には孝蔵さんの「同窓会」が使われていた。

【宇品港】

広島の港で「松山行きフェリー」の舞台となった場所。「ゆうこ」のレコードや「七夕夜想曲」のジャケットなどで使われてる写真は、この港周辺で撮影された。

【映画館】
孝蔵さんのお父様は水俣市で映画館の「コトブキ映劇」「太陽映劇」を、出水市でも「泉映」という映画館を経営していたので、小さい頃から様々な映画に触れ、それがきっかけとなり音楽に興味を持っていくことになった。

【江戸天】
広島市中区本通りにあった店。大きな天ぷらの乗った中華そばの「天・中(天ぷら中華の略 でてんちゅうと読む)」をよく食べていた。

【エレキの若大将】
「加山雄三」さん主演の日本映画。孝蔵さんは加山さんが大好きで、特にこの作品に影響を受けた。エレキギターにあこがれ、木の板と糸でギターを自作したりもした。その後もエレキギターへの熱は冷めず、父親に本物が欲しい!と交渉し続けると「ベンチャーズのダイヤモンドヘッドをレコードの通りに弾けたら買ってやる」と言われ、友人にエレキギターを借りて猛練習した。孝蔵さんの、その熱意に負けて初めてのギターを父親に買ってもらった。

【モーニングジャンボ奥さま8時半です】
TBS系列局ほかで生放送されたTBS制作のワイドショー。初めて全国放送のTVに出演(1981年1月30日 放送)、広島城近くの公園を歩きながら「春雨」を歌った。

【大川壮一郎】
村下さんの初期のジャケット写真を撮られたカメラマン。

【オカッパ】
広島市中区新天地にあったライブハウス。広島での音楽活動を語るには欠かせない店で、多くの友人を作った店であり、後年彼が参加した音楽集団「ミュージックピープル」の仲間との出会いの場所でもあった。

【お地蔵さんバンド】
コンサートのバックバンドの愛称。あまり動きがなく、しゃべらなかったのでこう名付けられた。

 メンバー:石山恵三氏(Bass)
      岡本守氏(Drums)
      経田康氏(Guiter)
      遠山裕氏(Key)  他

【おたふく風邪】
「初恋」がヒットしていた頃、2ヶ月ばかり過労でダウンしていた。
その間、おたふく風邪で休んでいたと言われていた。本人は「違いますけど、僕らしいですかね」って否定されていました。

【踊り子2段】
あるカラオケ屋で「踊り子」を歌ったところ48点であった。そこで審査員のいる店で「踊り子」を歌い、審査員に「君は歌がうまい! 踊り子2段にしてあげよう」と言われた。店の主人は本人と知らなかったらしい。その他にも、村下さんは名前を伏せてスナックなどに行って自分の曲を歌ったりするのが好きで、顔を知らない店の方に「歌がうまい!村下孝蔵にそっくり!!」とか言われていた。

【踊るうどん 永木】
1998年6月開店。松山市須加町2にあった、うどん屋さんの名前「あんてな」で紹介されていた。現在は閉店しているが、新店舗「踊るうどん椿参道」に初代の味を継承されている。

【音無響子】
「めぞん一刻」のヒロイン。シングル「陽だまり」のジャケットにも 描かれている。「陽だまり」がヒットしていたころ、コンサートのバックスクリーンにも映し出されていた。

【カザルス】
広島市中区堀川町のゴトービルにあったクラブ。法華クラブの休憩時間を利用して掛け持ちで弾き語りのアルバイトをしていた。

【風だより】
村下さんの情報満載の冊子No.1~No.7と増刊号があった。「村下さんのファンと文通でつながりたいです」と読者の方の本名と住所等も掲載されていた。いい時代ですね。

【カラフル】
ソロ活動と並行し、音楽仲間と組んでいた4人グループのバンド名。フォーク・コンテストにも出場し入賞を果たしていた。

【カレー】
子供の頃、実家がレストランを経営してたときに味見させてもらったカレーが、とても美味しかったそうです。その印象が強かったのか、カレーにはこだわりがあり、たまに自分でも作っておられたようです。ちなみにカレールーはジャワカレー・ゴールデンカレー、レトルトはカレーマルシェがお気に入りでした。

  • 村下さんカレーのレシピ ※ラジオで紹介されてたものです。

1、ジャワカレーとゴールデンカレーを混ぜてカレーを作ります。

2、ニンニクを刻んだものを油で揚げ、ニンニクとその油も一緒にカレーに入れます。 ※1と2は入れ替わっても大丈夫だと思います。

3、仕上げに大さじ一杯分くらいのヨーグルトを仕上げにいれます。

これで村下さんカレーの完成です!!

ラジオでは「他にもいろいろ入ってるんですけどね、これくらいしてみたら僕がいつも食べてるカレーライスの味が皆さんにも作れるんじゃないかと思います。」って言われてましたよ。

【加山雄三】
村下さんの永遠の憧れの人。ベニヤ板と糸でギターを自作した時は、雑誌の写真から加山さんの身長を参考にギターの大きさを計算した。後にTVで共演できた時は「うれしいです!夢のようです!」と本当にうれしそうにされていました。

【完全特捜宣言!あなたに逢いたい!】
1996年4月8日から1997年6月までテレビ朝日系列局で放送されていたドキュメントバラエティ番組。村下さんの出演は’97/1/20放送。ドッキリ対面ということで、「初恋」を熱唱中に後ろから「初恋」のモデルになった方が登場されました。

【経田 康】
ギタリストで太田裕美さんのバックで「木綿のハンカチーフ」等も演奏された、村下さんの信頼するパートナーで友人でもある。石山さんから引き継いで、お地蔵さんバンドのリーダーを努めていた。長年の追悼コンサートも主に経田さんが中心に続けてくださいました。

【グッチ裕三】
「夜もヒットパレード」で顔が似ているので兄弟のように言われ、番組内で「ゾウズ」※どちらも名前にぞうが付くので。というバンドを組んで演奏していた。

【熊本鎮西高校】
出身高校。この頃体育科の水泳部で引き締まった身体だった村下さんは、体育教師になる夢もあったようです。

【黒井 健】
『名もない星』のイラストを描いた人。新潟市出身。

【ケンタッキーフライドチキン】
村下さんの大好物、レコーディング等で東京に出てきた時はしょっちゅう食べていた。

【香西かおり】

生前、香西さんのために曲を作成していて、「あなたへ」をシングルとして発売。カップリングの「恋心」も村下さんの作曲。全部で5曲あると言われている。

【ご近所お誘いあわせの上・・・】
次のコンサート等の告知をして、いつも最後に言っていた言葉。

【五目ちゃんぽん】
「山田邦子のしあわせにしてよ」の番組内でスタジオにマイフライパンを持参して村下流ちゃんぽんを作られていました。村下さんも子供の頃に水俣で食べていたらしいです。今では出身地の水俣で美味しい「水俣ちゃんぽん」もありますよ。

【コーラ】
村下さんの大好物で、ステージドリンクとしても飲んでたことがある。普通のは甘すぎるのでダイエットコーラが好みらしいです。

【コンパス(COMPASS)】
YAMAHAのギターの名称。CPXシリーズの別名称。
このCPXの販売促進ビデオに出演して商品説明も行い「キャラバン」や「踊り子」を演奏している。(収録14分)

【Kompas】
以前あったファンクラブの会報誌の名前。手作り、手書きであった。

【サウンド・クッキング】
村下さんのギター教室。全国のレコード店を回って直接ギターを教えていたが、途中で体調を崩し途中で延期になったりした。

【さだまさし】
親交が深く、村下さんの事を「戦友」「同級生」と語っていた。さだまさしさんが故郷の長崎県で1987年に始め、2006年まで行った無料の野外コンサート「夏・長崎から」の第1回のゲストで孝蔵さんが出演され、初恋・女優・人生・ひとりベンチャーズ・踊り子・幸せの時間・ゆうこ・陽だまりを演奏された。1999年には孝蔵さんを偲び、さださんが「初恋」を歌った。

【ザ・ベストテン】
1978年1月19日から1989年9月28日までTBS系列で、毎週木曜日の21:00~21:54に生放送されていた音楽番組。
1983年「初恋」のランキング

1983/04/28 272回 20位
1983/05/05 273回 18位
1983/05/12 274回 19位
1983/05/19 275回 15位
1983/05/26 276回 13位
1983/06/02 277回 11位
1983/06/09 278回 11位
1983/06/16 279回 10位
1983/06/23 280回 11位
1983/06/30 281回 10位
1983/07/07 282回 11位
1983/07/14 283回  9位
1983/07/21 284回  7位
1983/07/28 285回  9位
1983/08/04 286回 11位
1983/08/11 287回  8位
1983/08/18 288回 13位
1983/08/25 289回 14位
1983/09/01 290回 15位
1983/09/08 291回 19位
1983/09/15 292回 20位
1983年(昭和58年)上半期BEST50 24位 
1983年(昭和58年)年間BEST100 6位

【THE夜もヒッパレ】
1995年4月15日から2002年9月21日まで日本テレビ系列で毎週土曜に放送されていた音楽バラエティ番組。1998年1、2、4月の3回出演された。

【沢田聖子】
生前、村下さんと日本各地でジョイントライブを行った。村下さんの他界を機に、本格的にギターを手にするようになり、村下さんを偲び、『親愛なる人へ』を初めてギターによって作詞・作曲した。

また6月24日の命日には追悼ライブ「Forever Live」を行っている。「Forever Live」は別名「ギターの修行ライブ」と語っておられるぐらい聖子さんとって村下さんの曲は大変らしいです。村下さんの好きなコーラと当時の写真を飾り、聖子さんのフィルターを通した楽曲を聴くことができる素晴らしいライブで、興味深い思い出話も沢山してくださいます。

【笑福亭鶴瓶】
村下さんが好きで、よく自分のラジオ番組等に呼んでいた。

【児雷也(じらいや)】
愛媛県松山市を中心に活躍されたミュージシャン「児雷也」と 児雷也の上隅信雄(のぶさん)が経営されてたライブハウス。いろいろな大御所ミュージシャンも来られるこの店に、よく孝蔵さんも行ってたらしい。現在は閉店されてます。

【しろくま】
村下さんの大好物。鹿児島名物でかき氷の上に、練乳とフルーツ、小豆をトッピングした物。有名な「天文館むじゃき」さんでは「白熊」や「黒熊」も食べられたそうです。アイスクリームではセイカ食品さんが販売されてる「白くま」が特にお気に入り。

【新日鉄八幡製鉄所】
高校卒業後、水泳部からスカウトされて入社した北九州市の会社。検定課に所属し出来上がった鉄板の検査・仕分けをしていた。当時の山陽新幹線のレールはほぼ検査しており、自分の仕事ながら、乗るときはひやひやしていたらしいです。

【SHUBB(シャブ)】
アメリカのカポタストメーカー。安定性と使いやすさから村下さんが気に入って、よく使っていた。

【ZIZI(ジジ)】
リーガロイヤルホテル広島の前身、広島グランドホテルの向い側にあったレストラン。アルバイトで夕食が賄われるのが有り難かった。

【CBSソニーSDオーディション】
1979年の第1回CBSソニーSDオーディションに合格。(同期合格者は堀江淳、HOUND DOG、五十嵐浩晃)デビューのきっかけとなる。

【水泳】
小学生の頃、全国2位なったこともある。

高校時代、中部九州大会100mと200mの平泳ぎ及びリレーで優勝。

記録としては

自由形100m:1分2秒

自由形50m:26秒7

自由形25m:11秒2

平泳ぎ100m:1分10秒2

と一流の選手だった。

【すいか】
村下さんの大好物、夏になるとお腹いっぱい食べたそうです。

【SWEET HOME】
ご友人の西村さんが中心となって立ち上げた、村下さんのファンクラブの名前。喫茶店「小さな屋根の下」で事務局を運営されていたこともあり、SWEET HOMEのグッズも販売していた。

【須藤晃】
村下さんのプロデューサーであり「初恋」をヒットさせた立役者でもあります。デモテープを聴くと、須藤さんとの試行錯誤を繰り返しながら素晴らしい作品が出来上がったのがよくわかりますね。

【タイアップ曲】
「ねがい」明星食品 チャルメラ

「陽だまり」めぞん一刻OP

「風のたより」‘88赤い羽根共同募金 イメージソング

「この国に生まれてよかった」ハウス食品 特選生わさび

「一粒の砂」アジアピースロード テーマ曲

「同窓会」命賭けて~あなたは我が子を守れるか~ 主題歌

「美しき古里」※CM使用のみ 今帰仁酒造の沖縄泡盛

【田尾安志】
「中日」「西武」「阪神」で活躍した元プロ野球選手。1983年に三田寛子さんと「花王トニックシャンプー」のCMで共演し、三田さんと田尾さんのデュエットバージョンの「初恋」が流れていた。このCMで村下さんを知らない人は「初恋」は田尾さんが歌っているものだと、思い込んでしまった人もいるらしいです。

【田代耕一郎】
ギタリストで「丘の上から」の編曲者。コンサートにも参加していた。

【高田みづえ】
元歌手・元タレントで現在は相撲部屋のおかみさん。1984年に「かげふみ」「似顔絵」の2曲を提供する。

【竹下孝蔵】
香港映画『食神』に「初恋」が使われたが、その映画の作曲者のクレジットに誤って「竹下孝蔵」と書かれていた。

【七夕コンサート】
七夕が好きだった村下さんが、夏に行っていたコンサート。’99年はこのコンサートのリハーサル中に倒れて、献花式となってしまった。

【小さな屋根の下】
広島市並木通りにあった喫茶店。村下さんが、ファンの皆さんが集まる場所になればと開いた店。

【町支寛二】
ギタリスト・ボーカリストで、浜田省吾さんらと共に組んでたロックバンド「愛奴」のメンバー。村下さんの多くの曲でコーラスアレンジを行っている。

【ティーサロン花】
広島市中区幟町公園前にあった喫茶店。演奏をしていたわけではないがよく通っており、お店の人の子供さんにギターを教えた。

【寺内タケシ】
通称「エレキの神様」。村下さんがエレキギターに憧れ始めた頃の「エレキは非行化の温床」という声に対抗し、様々な活動を通してエレキの世間への理解を広めた方。村下さんの尊敬する一人でもある。

【テリー中本(中本輝美)】
村下さんのメインギターLSカスタムの製作者

【天満敦子】
ヴァイオリニスト。村下さんとは1999.4.15にクラシックとポップスの融合を目指したコンサート「村下孝蔵・天満敦子ジョイントコンサート~同窓会のすすめ~」を開催された。また2007年のメモリアルコンサートにはゲストで参加されていました。

【とみたゆうこ】
「冬物語」にコーラスで参加。

【ドラえもん】
「広島のドラえもん」というラジオネームで岡山の山陽放送のラジオ番組などにハガキやテープを送っていた。

【中林由香】 
村下さんと同じ熊本県出身の女性シンガー「哀愁物語 ~哀愁にさようなら~」「 美し過ぎるミステイク 」を孝蔵さんとデュエットした後に芸能界引退される。他に「輝きたいの」、「ガラスのハイヒール」がある。

【中原理恵】
村下さんが作曲した「さみしさ裏返し」を歌う。

【西田篤史】
広島のローカルタレント。村下さんとラジオ番組を一緒にしたりと、出会ってからずっと仲が良く、いろいろな場所にも一緒に行った。近年の追悼ライブにもゲストで参加されています。

【日本デザイナー学院 広島校】
村下さんはインテリアデザイン科・広島校1期生であった。音楽センスは抜群だったが、デッサンは先生によく破られたこともあった、しかし先生の協力で授業を中止してクラスメイトがコンサートに応援に駆けつけたこと、卒業制作は友人との共同制作ということにしてちゃっかり合格点をもらっている。

【のうきょう貴族】
 弾き語りをしていた店の名前。広島市中区新天地レジャービルにあった。 よくマスターの自宅に泊まり込んでいたらしい。

【浜田省吾】 
親交が深く、村下さんのレコーディングの時には顔を出されたりしたそうです。そこで曲を聴いて涙したこともあったらしいです。

【浜田雅功】 
浜ちゃんが村下さんのファンで1995年に「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」に出演されました。

【バラエ亭】
愛媛県松山市のロープウェー街にあったライブハウス。村下さんはよくここに出入りしていて、松山での音楽仲間も増えていった。

【パワフルヤンヤン放送局】
担当していたRCCのラジオ番組。村下さんが広島の音楽シーンを盛り上げたいと、アマチュアの発表の場を20分間設けていた。

【ピアノ調律師】
静岡県のヤマハ掛川工場(ヤマハピアノテクニカルアカデミー)での寮生活を得て、ピアノ調律の免許を取得。広島のピアノ調律カードには、今でも村下さんの名前が書かれてるものが残っている。

【ひとりベンチャーズ】
村下さんが独自で編み出した「キャラバン」の演奏方法。リード、リズム、パーカッションを全部一本のギターで演奏する。チェットアトキンス奏法を参考にしており、よくコンサートでも披露していた。

【ひとりぼっちの雨】
熊本は元スズヤの中垣さんが協力して自主制作したレコード。出入りしていた木定楽器屋の店長などが参加して制作した。「200枚」「300枚」「500枚」制作説があります。「七夕夜想曲 村下孝蔵最高選曲集 其の壱」では何故か「ひとりぽっちの雨の中」になっている。

【広島ベンチャーズ】
「海賊ジャック」マスターの西村さんと広島ベンチャーズとしてよく演奏していた。デザイナー学院のクリスマスパーティーで演奏したり、湯来温泉では二人で「ライブ・イン 湯来温泉」を開催した。

【ファミリア】
村下さんの広島時代の愛車で色は赤であった。(サンルーフ付き)

【フォークギター】
’83当時10本所有。「タカミネ」「アダマス」がお気に入り。

【ブルージーン】
「寺内タケシとブルージーン」エレキをメインにした寺内タケシさんがバンドマスターのバンド名。村下さんがコンサートで弾く「運命」等は、このバンドのコピーらしい。

【BUNDOKI】
以前あったファンクラブの会報誌の名前。手作り、手書きであった。

【蜂楽饅頭(ほうらくまんじゅう)】
村下さんの大好物。生地に蜂蜜が入っている。熊本の上通りにある饅頭屋の屋号および商品名。

【僕らはエレキにしびれてる】
1998年1月25日NHK-BS2にてベンチャーズを弾くアーティストが一同に会しベンチャーズの曲を弾くコンサートの番組タイトル。村下さんは生ギターで「キャラバン」、エレキで「When You Walk in The Room」演奏した。

【法華クラブ】
広島市中区にあるビジネスホテル。2階のラウンジ「パープルシャドウ」で弾き語りのアルバイトをしていた。

【ほり家具】
1974年約1年間販売を担当していた。会社の野球チームのユニフォームのロゴをデザインした。

【マイガール】
村下さんが「演奏するのが簡単な曲を作ってあげる」と西田篤史さんにあげた曲。「下宿部屋」として、歌詞を変えて自分で歌う。

【前川清】
「酔いしれて」、「最後の手紙」をカバーされました。

【水谷公生】
作曲家・編曲家・ギタリストである。村下さんの多くの曲でアレンジを担当する。1982年の「新譜ジャーナル」では村下さんとギターの対談セミナーとかもやられていた。

【三田寛子】
元歌手で現在はタレントとして活躍されていて「初恋」をカバーされました。村下さんは、作詞作曲で「恋ごころ」を提供し、作曲では「野菊いちりん」「夢路」に参加している。TVで一度だけ「初恋」を二人で一緒に歌ったこともあります。

【水俣第一小学校、水俣第一中学校】
村下さんの母校で、中学校は「初恋」の舞台とされています。

【南こうせつサマーピクニック】
「’90南こうせつサマーピクニックファイナル」にゲスト出演し「踊り子」と「女優’90」を歌った。めずらしく村下さんが汗をかきながら歌う姿が残っています。ちょっと貴重かも。

【村上保】
彫刻家・イラストレーター。「初恋」以降に使用された切り絵、「初恋通り」の少女像の作者。

【ムラシタコウゾ】
『タリオ 復讐代行の2人』の第2話に登場した、劇中の創作植物。和紙の原料で、燃やした煙を嗅ぐと笑いが止まらなくなる。

【名門!第3野球部】
少年マガジンに連載されていた『名門!第3野球部』という漫画の中に『村下夕子』という名前の女の子が出てくる。作者のむつ利之さんの話では、『「放課後の校庭を走る君」のイメージが…』と言うことで名づけたらしい。

【めぞん一刻】 
 高橋留美子さんのラブコメディ漫画で、アニメの主題歌 (77-96話)に「陽だまり」が使われた。

【モズライト】
ベンチャーズのギターで有名なエレキギターブランド。最初に手に入れたモズライトは白いモズライトで、その後レア物を手に入れた村下さんはギターを眺めならお酒をよく飲んでいたらしい。

【モト冬樹】
「関口宏のびっくりトーク」で一緒にギターセッションをした。

【山田邦子】
村下さんが好きで、よく番組に呼んでおり追悼番組でも涙ながらにコメントを寄せていた。

「山田邦子のしあわせにしてよ」では95年9月11月に出演「初恋」を歌うが、スタジオ内に音が流れないハプニングあった。96年1月6月にも出演し「村下流ちゃんぽん」を番組内で料理した。

【YAMAHA月販】
1975年に一時勤めていた会社。

【裕木奈江】
女優で歌手。村下さんは作詞作曲で「りんごでもいっしょに」「たなばた」「星からの手紙」を提供し、作曲で「この空が味方なら」作曲・エレキギター「優しい嘘」に参加した。

【ゆうこライブ】
「ゆうこ」発売時に、名前がゆうこさんばかりを集めて広島で1度ライブを行った。

【夜空のアンジェラ】
村下さんが「アンジェラ・カートライト」を想って初めて作った曲で、加山雄三さんの「君といつまでも」に似てる。

【山田パンダ】
フォークシンガーで元かぐや姫メンバーである。村下さんと親交があり、村下さんのお墓にも何度も足を運んでおられます。

【夜のヒットスタジオ】
初めての歌番組の出演で、赤いセーターを着て「ゆうこ」を歌った。

 

【雷雲(RAIUN)】
村下さんが寺内タケシさんに贈った曲。雷雲が鳴り響く音をエレキギターでイメージした。

【ラーメン】
村下さんの大好物でこってり系がお好き。お気に入りの3店舗です。

山水亭:熊本市中央区上通町熊本にある豚骨ラーメンのお店。村下さんはここが1番美味しいと言っておられました。

くろいわラーメン:鹿児島市東千石町に本店がある豚骨ラーメンのお店。熊本駅前店によく行ってたらしいが、今は鹿児島の店舗のみ。

桂花ラーメン:熊本市中央区花畑町に本店がある熊本ラーメンのお店。関東に移住してからは新宿の店舗によく行っていた。

【ロマンスカー】
小田急電鉄のロマンスカー「小田急3100形電車」を歌にしたと言われる。現在は廃車となっているが、2021年4月中旬にオープン予定の神奈川県海老名市めぐみ町にあるロマンスカーミュージアムで3両(先頭車2両・中間車1両)が保存展示される予定である。

【渡辺真知子】
シンガーソングライターで女優もこなしている。村下さんとはジョイントコンサートや1990年「日中友好協会コンサート」(会場:北京・上海・石家荘)に一緒に参加し、1991年発売の「新日本紀行」の「愛着」にもコーラスを入れている。1999年村下さんが体調を崩された4日前も、渋谷の黒酢ラーメンで一緒に食事されたエピソードが、渡辺真知子さんのブログに書かれています。

※ちなみに村下さんは真知子ちゃんのファンでポスターを貼っていたらしく、法華クラブでは「迷い道」もカバーしていた。

【われらミュージックピープル】
RCC放送で担当していた、ラジオ番組でオープニング曲は「まだ見ぬひとへ」。孝蔵兄ちゃんの愛称で親しまれていた。